横井 信のお気に入りの歌一覧
今でも幸ちゃん
今朝採りし生のキュウリに 焼味噌を添へる妙味に亡き母憶ふ
10
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今でも幸ちゃん
黄緑の明日葉生ひて畑に映ゆ 命養ふ薬餌となさむ
4
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詠み人知らず
田舎では わらび餅屋が 売りに来て 掛け声ともに 器に一杯
7
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うすべに
ぼんやりと町のあかりに浮かぶ雲 蝉鳴きやまぬ闇のない夜
6
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詠み人知らず
ゴーヤなる 横には吊るす 南瓜あり 下には花や 用具がありて
4
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ななかまど
夕映えは記憶をすべて朱に染めて野末の際に隠しはじめる
11
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滝川昌之
雲の影コントラストの明暗を稲田に映し夏風がゆく
13
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ながさき
国葬を 否定するなら 人でなし モリカケ桜 うやむやにして
8
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トウジさん
陽の射して猛々しやな荒草は雨後のたけのこ抜いても抜いても
6
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詠み人知らず
道草に 手ですくう水 あげながら 遠回りした 笑うキャンパス
7
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只野ハル
ベランダの胡瓜そのまま丸齧りサツキのように陽射しの中で
4
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詠み人知らず
可愛気の 一つもあれば 傷つけず 真っ直ぐ君に 向かい合えたら
5
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へし切
芋づるに出で来る 闇の関係に 政治に倫理は どうも無いらし
10
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舞
乙女子の 爪にも満たぬ緋の花の 朝に咲きて 人知らず散る
4
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つばす
夜明け前チャリを飛ばして土手走る 空に半月風が心地よい
3
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スガカンタロウ
老いて尚 関わりたきや 人の輪に泣き言言わず ただポジティブに
2
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び わ
ヤモリ君ぴょこんと出てきご挨拶畑仕事中お互い認め
2
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茂作
つり革を握らんとして躊躇ひぬ 少女の指 傍らにあり
14
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千映2
力尽き消え入るように亡くなった両親の顔満足気に見え
3
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水仙
黒揚羽二頭來たりてわが庭の向日葵の色ことに深まる
5
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