横井 信のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
許されて 結ばれるには 時かかり 幾度あきらめ 嘆いたことか
6
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夏深
客人をもてなす夏の一番は素揚げの茄子と麵つゆの匂い
7
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夏深
窓枠に切りとられし夏の絵は真っ青な空と入道雲
4
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凌霄花
何ごとも中途半端半端な悪い癖一念発起も微睡の中
11
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へし切
つきなみに 年に一度のうな重を ひとり食らうか コンビニ弁当
11
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詠み人知らず
蝉の声 目覚まし代わり 起こされて 部屋の温さに 夏を感じる
8
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舞
酔い哭きて詠う幾くつか わが腹に まだ男の子なり 仕舞いてぞ寝る
6
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夕夏
どくさいしゃせいとうせいをしゅちょうするただしくないとりゃくだつないと
1
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び わ
囲碁手順布石中締め最後詰め注意の後に花も開花す
3
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茂作
澁滯の道の踏切不意に鳴り 快速電車夏かき分ける
15
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夕夏
ゆめのなかでけげんそうなあなたにあったかいわしてたのしきめざめ
2
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うすべに
ひぐらしとグノシエンヌの一番に 飛行機雲がうすれ流れる
3
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ハーコット
陽をあびて眩しきまでに華やかに緑に映ゆる畑のクイーン
4
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詠み人知らず
ねえ聞いて 夫の横に 寝転んで 愛を歌えば 冷めない魔法
2
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夕夏
ひっとらーどいつとろしあぷーちんにたいするたいしょにてはいまいか
2
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灰色猫
踏み出せば友らはすでに向日葵で私はひとり紫陽花のまま
16
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滝川昌之
朝焼けが暗示したのは通り雨 過ぎれば舗道に陽炎の立つ
13
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灰色猫
一枚のうちわで風を起こす時あなたは宇宙の法則を生む
10
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ななかまど
背を照らす西日が金の矢になりて鍬の柄刺さるわが影案山子
14
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詠み人知らず
頭下げ 汗が垂れる コンクリに 夏野菜呼ぶ ツルと実の影
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