滝川昌之のお気に入りの歌一覧
へし切
惨殺も在りはしないと 露国では噓は 如何やら自由なるらし
8
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恣翁
鬼平のロケ地を訪ね 御室へと 花に斜めの 晩き春の陽
8
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詠み人知らず
雨を縫う 鳥の羽根は 強くあり 濡れど高くと 天と戦う
5
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舞
その背には羽のかわりに新しいランドセル揺れ新一年生
7
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び わ
衣替え夏日が多く対応すあれやこれやでしばし戸惑い
4
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詠み人知らず
海眺め 一人佇む 潮の香を 胸に吸い込み 握る砂時計
5
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茂作
下手もあり藪鶯の鳴き淀み そろそろ歸る旅寢の支度
13
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しきしま
有明に己が半身を恋詫びてまだ日も見れぬ月ぞ傾く
6
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あかつき
生温い夜風が撫でる結い髪を解く瞬間わたしへ戻る
4
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あかつき
マニキュアで武装した爪のひび割れ 脆くなったぜ泣くなよ泣くな
2
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横井 信
雨雲に月はにじんで春の宵 濡れた若葉に風のささやき
8
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詠み人知らず
沈む花 深き眠りの 森の奥 手探る仕草 響く心音
5
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萱斎院
もの思へば散りつる花のすぎの戸の ゆくもはかなき蛍とぞみる
3
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草木藍
寒戻る卯月の風の冷たさや負けじと咲くは街路のつつじ
8
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うすべに
捨てられた田んぼ一面 たんぽぽの綿毛旅立つまっさおな空
6
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ななかまど
薄着にはすこし冷たき花の風いそぎ潜らん夜の花洞
11
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恣翁
君が目の赤きを 吹きて消さむずる風にだに 吾はならましものを
8
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トウジさん
化粧などできるものかよ男にはせめて眉毛を黒く染めたり
6
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時計台
花散りて心かなしも八重咲きの乙女椿にふと魅入りをり
9
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詠み人知らず
鬼灯の 意味を知りても 嫌わずに 寄り添う君が なおも愛しい
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