滝川昌之のお気に入りの歌一覧
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さくら散り雨もふりそう上着きてなぜだかきょうは母よくしゃべる
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夏深
やわらかな新緑まとい再生すその身羨まし楓の大樹
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時計台
純白の踊り子その樹一面に 見事支へし花水木かな
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び わ
リュック背にてくてく歩き買い物に妻と手つなぎ疲れも知らず
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茂作
手造りの火起こし見せてボランティア 語るや熱く繩文の時代
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KEN
庭潦 流るる春か 雨の音 禍事ばかり 一夜に殘し
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横井 信
ゆるやかな午後の陽射しに揺れながらはらりと落ちる初夏のゆずり葉
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詠み人知らず
雨宿る 肩に乗ったは 黒天道 遠き故郷 思いを馳せて
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詠み人知らず
掴もうと 擦り寄せた身に 触れたらば 香りの如く 甘く消え去り
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うすべに
ぱたぱたと翼はたいて翔びのぼる ひくい雲までとどく届くさえずり
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トウジさん
声もなく風も吹かずの鈍色に鳶のみぞ鳴くけふの夕暮れ
4
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ななかまど
妻と喰う苺くち中いっぱいに酸味甘味が上手く爆ぜおり
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雪乃まり
枯れ葉々のハツユキカズラ形も無しなごり雪ある北国の春
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草木藍
激流に抗う鯉の逞しき尾をくねらせて前へ前へと
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へし切
惨殺も在りはしないと 露国では噓は 如何やら自由なるらし
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恣翁
鬼平のロケ地を訪ね 御室へと 花に斜めの 晩き春の陽
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詠み人知らず
雨を縫う 鳥の羽根は 強くあり 濡れど高くと 天と戦う
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舞
その背には羽のかわりに新しいランドセル揺れ新一年生
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び わ
衣替え夏日が多く対応すあれやこれやでしばし戸惑い
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詠み人知らず
海眺め 一人佇む 潮の香を 胸に吸い込み 握る砂時計
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