まあさのお気に入りの歌一覧
桐生賄
ゴロゴロと 豆炭炬燵で きどころ寝 猫の気持ちが 分かる一時
20
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滝川昌之
海の森 組織の森の 言うとおり 宮城の杜に 一人咲く百合
5
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まきずし
折り紙で 蓮を折ってと インドの子 出来ませんとは 言いたくないな
8
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澄舟
ジェニファーへ宛てし手紙は影引きて日付変更線を越えゆく
9
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松本直哉
冬枯れの庭ながむれば「死と乙女」ひくく歌ひし声のしのばゆ
6
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藤久崇
吹き散りし 言の葉を集め 種の火を 鑽りては薫る 歌の芋かな
11
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千映
こんな吾を天使といってくれたから君のこころに純ですみつく
10
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詠み人知らず
電線につどう雀らの安息を羨みぬるき息はけば暮れ
7
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新座の迷い人
ゼラニュム 挿し木成功 蕾もち 今に咲くかな 妻に見せむ
8
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藍子
カフェラテのハートのミルク壊せずに暫し眺めてそっと一口
13
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たけくらべ
恋ふ君が夜半の寝覚めに心根の変わりもぞする冬を恨みじ
23
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詠み人知らず
今日からは独居老人 ではなくて 庵を結ぶうた詠みと呼ぶ
21
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詠み人知らず
うた詠むは弱くしがないおのれへのおのれがおくるエールと思う
13
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舞
弁当と朝餉用意す妻の音聞きつ目覚めるまた今日を生く
10
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炭酸水
彼の手が冷えた耳たぶ覆うよに毛糸の帽子を深くかぶった
29
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石川順一
パスワード全て小文字を要したり文字数制限英数併記
14
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藤久崇
ともしびを 消してぞ見える 暗かげの あすこにあるぞ ものの怪の影
8
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海恵ふきる
世の中で言えないことが多過ぎてわたしは小さくなってゆくのか
12
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葱りんと
苦しさの 次に来るは 喜びか それを頼りに 今日を乗り切る
15
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朔夜
好きですと背中になぞった指先が恋の行方をほのめかしてる
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