コタローのお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
むごむ坂效かぬ鼻先嗅ぎ犬に師走の賑はひ街の燈の誘ひ
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吉野 鮎
演技する女子の喪失8月15日 母處女喪失ゐつとは知らぬ
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吉野 鮎
童貞は十二月八日捧げたよ 母の子宮に似るあの女の海に
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舞
いつの日かトトロの森へ帰りたく思いだせない故郷への道
12
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舞
また一つ年の暮れゆく何事か変えんと思うこの年もまた
12
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舞
泣く赤子あやす若父いつの日かかくのごとくか吾と逝く父
14
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舞
月影のゆえにはあらぬ現れて満ちて溢れるひと恋心
13
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舞
夢喰いて生きてはいけず夢無くて歩むも淋し歳の暮れかな
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林林
生姜湯は送れませんか?うたのわの「うたを送る」の道を通って
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林林
教室に向かう途中に吾転ぶクラスみんなの唐揚げとともに
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林林
クリスマス悲しみと共にある人に灯りがともる日となるように
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林林
おかえりと迎えてくれる有り難さ里でほほえむ母さんみたい
15
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詠み人知らず
隠し顔 揺るる瞳に顕なり 本命が吾であらざることは
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詠み人知らず
この里に あるは楽しみたきが故 思ひ悩むは現で十分
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詠み人知らず
声と面ゆ情報ありて酌まれけり 行間読めぬ頭ぞ悲しき
9
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詠み人知らず
意を酌めで傷付けて猶 意を酌めず 蛻く能はぬ自己嫌悪の殻
10
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詠み人知らず
明け闇にコトンと配達の音ひびき 洗面にとる水の冷たさ
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紫草
太ももに指を挟んで温める私はわたしを守ってゆける
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恣翁
大惚けの空虚の為に おほどかな俄達尊 荒み初めにき
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恣翁
舳へと 止まぬ秋風の作用受け 振る竿背き 衣打つなり
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