まあさのお気に入りの歌一覧
みやこうまし
命とは執念なるかまだ死なぬ妻は私をしかと見つめる
26
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沙久
制約の ある中強い「お気持ち」を 述べられた陛下 未来を見据え
15
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絮谷新
義父の名を縫ひ付けられしネルシャツに柘榴の雫滲みて紅しも
18
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秋原硯
活火山煮える怒りは収まらずいくら悩めど悲しき悪癖
5
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詠み人知らず
不安げにふり向く君にきゅんとしてわざと二三歩後ろを歩く
16
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こゆび
石鹸の泡と去りゆく今日の香りが 君の匂いもそうして消した
10
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寒月
大樹たれ君 動かざれども言はざれどもしかとぞ立てる大樹たれ君
4
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詠み人知らず
石塀の小路に足音だけの宵冬三日月のしなりの冴えて
16
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環
色づいた木の葉を透いて冬の陽は山茶花をあかるく照らしだす
8
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滝川昌之
大学へ通う息子を 見る妻の その目で 昔俺を見ていた
15
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こゆび
思い出す熱い息 ひとりストーブの風 ずれた時計を戻せよ今に
7
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滝川昌之
ともしらが 今年初めて ともスマホ 遅くなります 妻がラインで
4
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八慧(やゑ)
長い夜は面影映す寒灯がともっていても途絶える夢路
6
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八慧(やゑ)
朝日受け白い息吐くシルエット夢の一夜は眩しさの中
4
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inosann
吾が靴と話さずなりぬ子の靴が暖をとるごと玄関に並ぶ
17
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酒野実
大阪で最後に過ごす師走かな東下るを思ひなお憂し
8
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舞
夢にさえ告げぬ言の葉届かない思いひとつは美しきまま
11
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優器ルミネ
「いい旅を」 の少し後に 「よければ」と 「粗品」のタオル 優しさ沁みる
8
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藍子
明日から逃げ混む病院夫が言う貴女は良いね逃げられるから
12
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藍子
夫の愚痴聞くのも仕事の一つだと我慢を重ねただ耐えるだけ
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