絮谷新のお気に入りの歌一覧
コーヤ
プランターを真っ赤に染めるサルビアの情熱込める想いに惹かれ
18
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松本直哉
夕闇にしろき灯りの点々とともるをみればくちなしの花
11
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橙田千尋
クロールの息継ぎごとに見える虹水の入ったゴーグルで滲む
2
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橙田千尋
捨てられたビニール傘がゴミ箱に寄り添い合って健気に眠る
4
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恣翁
海神の古人や 常世なる 寄り木の森に 想ひ馳せけむ
16
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りんす
好きなもの?かわいいいちご!嘘じゃないあの星の数あたしはいるわ
6
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光源氏
虚しさを口に含めて嘘をつく人の為だと偽りを言う
19
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千映
父の日に日本酒届く玄関に嬉しさ嫁に感謝のメール
13
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舞
生きる場を選べぬものの逞しく名を知らぬ花こんなとこにも
25
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恣翁
片褄を 露に紮げて歩む闇 覗く腓の 霜と消えゆく
19
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千映
そよと吹く風にありがというようにシンビジュームの葉が揺らめいて
13
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たけくらべ
涙さへ枯れ果つるかの憂き世をば憐れむ天の恵み雨かな
24
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野々花
幾たびも季節は巡り来るけれど返らぬものが多すぎる日々
20
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野々花
足早に駆け抜けて行く風の中少し早めの秋桜が揺れる
17
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林林
赤紫蘇の灰汁に手を染め今までの罪過ちと今後を見据え
16
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リクシアナ
葛切りの襞につたわる黒蜜の甘さやさしく雨間の空
19
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沙久
逃避行 貴方としてみたかったけど 買った切符は 「大人一枚」で
18
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詠み人知らず
さみだれのけぶれる中に花四葩彩り美し古寺の径
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詠み人知らず
日常を はなれ上映ベルが鳴る 浪漫の椅子は五番街のシネマ
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詠み人知らず
一つまた 一つともる屋形船 三隈の川の鵜飼いながむる
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