御崎 耕のお気に入りの歌一覧
紫苑
午睡覚む夢のあわいに我が額にふれつつ詠を語りしは誰そ
6
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葉月きらら☆
また一つ歳を重ねてしまうけど花びらを増す華となれたら
22
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東娘
パソコンを閉じて手にする梅雨湿りの岩波文庫が眼にやはらかし
22
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東娘
理不尽に屈しはしない炎昼の灼けたフェンスを這う蔦になる
34
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東娘
靴下に穴あきたるを何とせう読経の席に湧くものおもひ
18
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端藤聖
盆踊り回るじいさんばあさんと太鼓の奥に潜むやけくそ
6
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キタハラ
「ねえわたし傷ついたの」って堂々と云えてすごいねけっこう強いね
21
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じゆん
どこにでも連れて行きたくなるような歌ができたらいいなと思う
14
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詠み人知らず
雨ざらしのピアノで曲を作るひとあらかじめ逝く少年のため
12
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端藤聖
寄りかかる一人称も無き君の弱く小さな「おれ」をきいたよ
7
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キタハラ
糸口がつかめないまま父親と高校野球を見てる八月
8
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天野
・内容量 三十一個 ・原材料 嫉妬 妄想 毒 恋心
19
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メガネ
をさなごの少し駆けては立ち止まり母に目をやる様ぞいとしき
35
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メガネ
美しき調べのうたに込められし祈りかなしく吾も泪す
14
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たんぽぽすずめ。
君の手を掴む間際に街の灯が途絶えへて星の降る六甲山
8
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紫苑
夕やみの海に素足をあずければ月光の道われをいざなう
12
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紫苑
ひとつだけ掴んだものが未来なら小鳥のように空へ放とう
18
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銀
さそわれて鱗雲なぞる尾のさきに月を育むやわらかき夜
7
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たんぽぽすずめ。
群青の雫を凜としたためてふる家の壁を満たす朝顔
13
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じゆん
幸せを人口ぶんだけくれ それと 平和をひとつ 大きなやつを
7
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