都詩のお気に入りの歌一覧
キャット・アイ
ときめきて夜汽車を降りることもなし母亡き後の故郷の駅
6
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葵の助
補助輪を外した自転車乗りこなし子はまた少し風に近づく
13
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ふきのとう
ランドセルを背負いてみせる幼児の心はとうに新一年生
21
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木蓮
君からの便りはいつも楽しそう 本当のことを書いてもいいのに
10
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紫苑
まなうらに揺れゐる薔薇のいろ冴えてティル・ナ・ノーグへつづく雨音
19
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不陰
私とて暇じゃないのよ いつからかそう思いだして恋がまた終わる
1
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詠み人知らず
線グラフ45度で上がってく何だか分かる?たばこ代です!
4
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車男
父・母の喧嘩のタネになることに嫌気が差して施設に来たりぬ
13
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車男
歩ければ幸せになる幻想が二次障害とトラウマ招く
11
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灰色猫
あの月と繋がりたくて真夜中の ジャングルジムのてっぺんに立つ
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秋日好
赤い実が滝のごとくにしなだれて時の流れをてのひらに受く
17
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すばる
起こしても倒れてばかりこのダルマ 父の手作り文句も言えず
18
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あまおう
ご自分の 自慢話が 大半で 僕のことには 質問がない
26
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みん
お互いに話下手だが話したいことで溢れる親子の電話
4
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高島津 諦
特別な何かを探しに旅に出て借り物みたいな感想ばかり
13
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ハル
靴擦れで真っ赤になったかかとから帰りたいって呟かれてる
9
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車男
マヒ我に尽くしてくれるひとをなぜ殺めたくなる 背筋が凍る
10
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車男
うたのわに届きし文に励まされ壁を乗り越え歌も変わりぬ
16
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車男
我々の声は社会に届かぬに疫病はすぐ施設に入る
9
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詠み人知らず
字が書けぬ 祖母が遺した 文字もどき カタカナらしき アリガトウかな
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