絮谷新のお気に入りの歌一覧
空飛びネコ
美しき音の調べに寄り添えば我が心こそ音楽となる
10
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夕夏
がさつなわたしをがさつとさらつていつてはくれぬかやさしききみは
2
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空飛びネコ
艶やか緑の葉葉のエナジーが夏の訪れ私に叫ぶ
10
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只野ハル
触れそうで触れられなくて指先が知らないままの君の感触
17
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優器ルミネ
その目から勝手に溢れる淋しさをもっと分けてよ傍に居たいよ
7
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夢士
時はいま闇の狢を炙り出す集まり強し民の声なり
11
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沙久
「愛してる」「愛していた」と繰り返し 過去形崩さぬ 君の手離す
21
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優器ルミネ
俺の武器 練習量と 後悔と負けず嫌いと 愉快な仲間
5
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へし切
夏の夜はふすかとすれば寝ねがてに身は忘れじの妹がぬくもり
22
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恣翁
湿っぽきカーテン 重く揺らしては 廊下に響く ガジュマルのさやぎ
17
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なかしぃ卿
ゆかりとの別れの後に残されし紫蘇の香りの塩ひとつまみ
5
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なかしぃ卿
そよ風がそつと撫でたる風鈴の音こそ鳴らめ夏の軒下
5
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コーヤ
野辺のみち夏の陽射し降り注ぐなかだんだん熟れてくヤマモモの実
14
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コーヤ
富士の裾みどりみどりの道進む群がるススキに癒されていく
19
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詠み人知らず
サッチモの歌にスネアはブラシだし 午後のぬるい陽 思考のない日
13
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呉竹の憂き節
憂き世には身のながれても山の井のあかぬしづくはひとつだに汲め
5
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詠み人知らず
誰ひとり愛せぬ私は誰からも愛されないと知った四十路前
20
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松本直哉
人かげのとだえし朝の公園にためらふごとく初蟬のこゑ
17
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舶女チェルシー
うたた寝で寄せては遠のく君の呼吸合わせば海が誘いに来る波
8
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リクシアナ
浮き草の夜によせくる細波の群れて空しく更ける水無月
21
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