滝川昌之のお気に入りの歌一覧
スガカンタロウ
時は今 巷に溢れる 横文字に嗚呼ワンオペか 独居老人
4
もっと見る
へし切
ふる雨に庭の紫陽花 艶めいて しばし眺むる玻璃窓の外
10
もっと見る
柊野
「海は好き」笑う彼女の横顔を霞ませるかに煙る雨霧
7
もっと見る
び わ
懐かしき弟の為新幹線窓行く景色家内とながめ
5
もっと見る
茂作
懷かしき思ひ驅られるこの景色 きつと父母未生に見た夢
12
もっと見る
詠み人知らず
雨降りの 短きデート 傘ひとつ 触れ合う腕に 少し喜び
10
もっと見る
横井 信
紫陽花の雨の誘いに足を止め汗を拭いてる風の抜け道
10
もっと見る
うすべに
五月雨に打たれて熟す梅ひとつ 拾われもせず公園の隅
6
もっと見る
詠み人知らず
泣き空の 雨降る道路 音を聞き 出掛けず過ごす 幸せな時
6
もっと見る
いろは
きっとまた いつかどこかで 巡り会う そんな奇跡を 夢見て生きる
5
もっと見る
ななかまど
自動車があるから暮らせる過疎の地と四つ葉マークの独居老人は
10
もっと見る
詠み人知らず
土の中 八年間の 生活は 子孫を残す 一週間のため
3
もっと見る
詠み人知らず
瞬きの 逃さぬ顔を 焼きつけて 好きだと再度 思える真顔
3
もっと見る
彌生
道端の野良猫に手を振って行く 123で君と月まで
4
もっと見る
御宿川蝉
せせらぎに 和して螢火明滅し またたく星に 和して消えゆく
14
もっと見る
び わ
雨が降る庭の草花唯黙し明日の天気に希望を抱き
5
もっと見る
茂作
狹き庭草を毟りて泥土の 軍手を洗ひ この家に夏
16
もっと見る
時計台
南天の白き小花のやさしけれ いづれ時経て冬のくれなゐ
9
もっと見る
ハーコット
切なさを星にたくして祈みつれば胸深く染むマドンナブルー
7
もっと見る
横井 信
夏草が僕の背丈を追い越して今年も暑いグランドの声
14
もっと見る
[1]
<<
509
|
510
|
511
|
512
|
513
|
514
|
515
|
516
|
517
|
518
|
519
>>
[2915]