御崎 耕のお気に入りの歌一覧
浅草大将
いしぶみに子等は戦を思ひおり刻める文字を今は問ふまじ
18
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葉桜
くちびるが言葉をかたどる ただ弱く それが私の名前と気付く
16
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たんぽぽすずめ。
足跡の 無い雪原を 踏んで行け誰にでもその 価値が在るから
7
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falcon
乙女らの浴衣の裾を飜しかたへすずしき秋風ぞふく
6
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端藤聖
今晩は雲が出ますね星も月も君を見て見ぬふりをしますね
3
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たんぽぽすずめ。
世の中の グラスの底で 滲み出す星を見るのを 失望という
7
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浅草大将
よの波を避くる港のあればとてなどていかりを沈むべきやは
6
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たんぽぽすずめ。
おふくろの丘に行くたび清くなるそんな気持ちで墓前を飾る
14
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東娘
六時間講義を終えて戻りくる君の眼鏡をはずしてあげる
11
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羽
水底を見つめるようなまなざしが肩にそそがれ浮かぶ静謐
9
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ふみまろ
画用紙の裏に書かれた「おとうちん」 めがねの縁の黒は正しい
14
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只野ハル
八十路越え杖付く母と上り坂遠くなりけり墓への小道
6
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たんぽぽすずめ。
途中から鈍行列車になったとは言えず桔梗を墓前に添える
10
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紫苑
贖えぬものがまことの富ならば我にもうたのひと粒があり
8
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佐々一竹
青空にあいさつしよう観覧車に乗ってゆっくり登っていこう
9
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ムラサキセロリ
土砂降りの中は駆け抜く義務があるセーラー服は染み易いから
21
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詩月恵
歌によむ想いつながり歌になる なんて素敵と思う瞬間
14
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たんぽぽすずめ。
純粋な悲しみだけが集うから海は空より 緻密に碧い
19
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綿花
割り切った大人同士と君は言ういつも奇数のわたしの心
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詠み人知らず
なにひとつ願わなければなにひとつ願わぬものになれたでしょうか
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