まるたまるのお気に入りの歌一覧
芳立
ゆふ風の薫る榊の茂りよりあまるも明かき月のいざよひ
17
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詠み人知らず
ひゅうひゅうと浮き世の噂風の音空耳で聞く己の相場
10
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紫苑
手折るとき慈しむ目と統ぶる手を君は持ちをり白き花房
16
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浅草大将
色のなき巴里の眺めに偲ぶれば世も新たまの春はまぼろし
12
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染季
珈琲も紅茶も好きよ君の傍過ごす時間の理由になるなら
5
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埋もれ木
見上げればまるで世界に二人きり静けさ照らす望月の夜
3
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芳立
原発をなべて止むとも現身の世に禍つ火の種は尽くまじ
7
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ケンイチ
海峡の暗闇を越え己己に渡りゆく風 旅ゆくわれも
7
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聴雨
寝ねがてに閨の灯りを落としみればわが枕辺に月は灯れり
14
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でくのぼう
きみのこぬ夜は悲しき月みちて鞍馬の山に独り佇み
6
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芳立
初なふりできるつてのは便利だね男はさうもいかの塩辛
8
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falcon
たちばなの瑞枝吹く風とおき日のふじむらさきの袖にかをりき
11
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falcon
アカシアの白き花散りはつ恋のとおきゐたみを踏みてゆく道
22
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さめ
どうすれば嫌いになれるかわからないから大きな声で歌ってる
4
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芳立
寝ねがてに恋ふるわがよも上つよとならば月夜のなほ変はらめや
8
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芳立
あまざかる鄙に都はわすれども風をぞ妻のささやきと聞く
12
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浅草大将
鳴神のあらしもあらばあれ浪にあらがふ我やもじの関もり
14
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ケンイチ
我のみがアンダルシアの陽に背き霧立つ海の風にさ迷う
23
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山本克夫
気が付くと蕾であったいもうとが花を咲かせる姿勢のようだ
6
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浅草大将
花かざす人波見えず夏の日のさんさん降らん桑港しのべど
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