螢子のお気に入りの歌一覧
まるたまる
新春の歌会のため歌を詠む春の事などまるで見えない
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たんぽぽすずめ。
過去の闇 遠のくために履き潰す白靴下が我の十字架
20
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浅草大将
闇の中に恐れと共に子を抱きて一人のをみな母となりゆく
16
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浅草大将
父ならぬ父の運命を引き受けて一人のをのこ妻と子に添ふ
13
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浅草大将
人たれも神の降誕をしらつゆの奥義かがよふ現し世の闇
17
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まるたまる
「帰ったら電話をするよ」君も又思ってるかな遠くで吾を
11
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bgvillea
冬の月叢雲重ぬ海独り吾が衣手の雪は融けじと
8
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詠み人知らず
真実の愛のみ抱け我が身体 聖母で過ごすクリスマスの夜
11
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詠み人知らず
ちびっこいブーケとドーナツ手に持って夫サンタはベル二回押す
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詠み人知らず
真っ白な綿雪よ降れ包んでよわだかまり持つ彼の心を
6
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詠み人知らず
君想い心に咲いた篝火は吾にも消せぬ炎となって
4
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紫苑
書き割りの小暗き隅に吾の居場所ひとつ与えよアルマ・マーテル
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垂々
また一年縋るんだろう月よりも高い観覧車で見たイヴに
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りゅう
「サヨナラ」も言わずに去った貴方には「おかえり」なんてありもしないの
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沙羅
くちずさむ歌は冷たき夜に溶け靜寂に光る標となりぬ
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浅草大将
寒き夜を一人酔ひせばあたたかき人の情の更に恋ほしも
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浅草大将
小夜更けて積らば辛き思ひ出を流せ時雨よ雪に変はるな
26
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falcon
詠めぬ日も詠まぬ日もありうたのわの仲間のうたを読むぞうれしき
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飯田彩乃
影のため生まれる光と知りながら君のひたいの星ばかり見る
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まるたまる
様々な感情うずを巻いており君に抱かれて泣きたい夜だ
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