月虹のお気に入りの歌一覧
矢車菊
思い出せばふいに恋しき気持ちして少しずつ春、一歩ずつ春
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矢車菊
今もまだ夢と知りつつ見る夢を私は歌に織り込むでせう
12
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矢車菊
さくら花咲けばたちまち風となる始まりかけた想いはいつも
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矢車菊
砂時計しづかにこぼれ日々はただ けふからあすへひかりを運ぶ
10
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矢車菊
ため息ひとつこぼれるように花ながれ誰かに会えるたしかな予感
15
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藍子
弟のメールに書かれた父のこと跡取りなんだと頼もしくなる
9
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藍子
入院で食べられぬ日が続いてる頭に浮かぶはイチゴのケーキ
9
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藍子
冴えないね入院中の短歌には暗い心が反映してる
17
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藍子
五年間想い続けた初恋も卒業の日に終止符を打つ
12
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吉野 鮎
惡ぶりて斜交ひに甘ゆ於母影の抛物線ふたつひとときを重ね
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吉野 鮎
眞白なる白玉椿しかと咲き鶺鴒のこえあかときを透る
12
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舞
止まらなきゃ何時か着けるよ一歩づつ歩み歩めばたとえ転べど
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桜枝巧
君の言う春一番の例としてアスパラガスの茎を手折った
4
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仁奈
母の腕の中で眠れ幼き子空の色など知らないままに
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光源氏
春風はあやなくあだの名を立ちて今宵こなきの山吹の花
13
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光源氏
あかずしてこゑをかぎりのほととぎす花の影さへうつろひにけり
10
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ななかまど
冬耐えてうつむいたまま咲いておりクリスマスローズ花の一途さ
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石川順一
ジョウビタキ梅の木に来て遠くから眺める我は気付かれないかな
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愚と楽
どうしてもさむいココロをもてあまし うたにとじこめ いま蓋をする
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愚と楽
居酒屋で 若い転職見送って わが身の行方見ないふりする。
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