まあさのお気に入りの歌一覧
さへき さうじん
もうだいぶ昭和は遠くなりゆくに 戦後は続くよまだ何処までも
9
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灰色猫
君の夏忘れないよう海色のラムネの瓶に封じ込めたわ
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灰色猫
八日目の蝉は子孫を残すべく老いゆきながら懸命に鳴く
15
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灰色猫
初めての傘をひらいて幼子は日照りの雨にくるくるはしゃぎ
17
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灰色猫
できるだけ金を使わぬ工夫して三食百円やきそば夕餉
13
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秋日好
インゲンが優しく育ったこの夏の誕生日には何を返そう?
12
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秋日好
「餓死寸前?」自嘲するほどずぶ濡れの雷雨の中の野菜の収穫
18
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歌蓮
下向いてぽちぽち携帯いじるより上向き青空でも眺めたら
10
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木タロー
満ち満ちてむっつりとした満月が爆ぜてしまえば救われる気が
8
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木タロー
ぬらぬらと今宵は月が赤いからうさぎのひとみ色をなくして
6
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千映
もう少しこころ解放出来たなら今夏に思い出もひとつ増えたね
12
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千映
もう十日日照りの時も知らずまま短き夏と総決算かな
10
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葱りんと
花の名を 毎年訊かれる 桔梗だと 今年も答えた 夏も終わりね
9
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夢士
野分去り夏日戻りて蝉の鳴く神社の木陰しばし佇む
15
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千映
「たこの日」と知って献立直ぐに決めアボカド和えにて食す夕餉に
11
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恣翁
秋立ちて ふと耳に付く通り雨 年忌供養に はや降り止みぬ
15
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inosann
こもる子の自立の根拠を尋ねれば「信じてやるのは母の務め」と
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詠み人知らず
駆け出しの貧乏役者は掛け持ちて日替わりの仕事今日はピエロに
5
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恣翁
滾つ音にほたえて 廂くねりながら 根刮ぎ流れて 直し超えけり
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高松 蓮
悪いこと ばかり脳裏に よぎるので さあ認めよう 疲れていると
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