ひげじぃのお気に入りの歌一覧
葛城
おそ秋の西空染めて沈みける日は今昇る東天を背に
12
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名鈴
主の名の 響きに館も 響みけり このめでたさの いとど永かれ
12
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音弥
ぽかぽかと温みの溜るボンネット タダで寝そべる猫はどいつだ
13
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桃山
一服のお茶を頂く為だけに用意と仕舞いにおおわらわかな
9
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詠み人知らず
日々惚れし 絡めた指の 強きこと 花を愛でれば 儚き夢の如く
4
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朝比奈
蝶の身の好みてとまる花あれば見ずなり過ぎる花もありけり
16
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コタロー
しとど降る雨に網戸を閉めたれば隙間に蜘蛛の隱れをるなり
8
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ななかまど
白神の裾巻くように五能線こすれて走る海とわが肌
12
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滝川昌之
躊躇なく妻の下着を干したのは 稽留流産 手術の日から
19
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葛城
八雲たつ出雲にましし神神よ早還られよ棚ぞ寂しき
15
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音弥
はるばると遣唐船は旅立つか既に日本と呼ばれし国より
13
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名鈴
古家の 柱は脆く 朽ち残り 住みぬる人を 守り遂げけり
12
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へし切
妻逝きて 否ぶもならず家事をする その名も愛し「たそがれ清兵衛」
14
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横井 信
ひらめきをじっと待ってる秋風の通り抜けてく夜中のオフィス
13
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茂作
磐之媛足もあがかの嫉妬み止み 水に靜まる平城山の陵
14
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ななかまど
秋桜を気づかうような秋霖に濡れて帰ろう君を想いて
13
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滝川昌之
妻とよく不動産屋のウィンドウで結婚前に見てた間取り図
17
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終夜
うたたねの夢ぞはかなきかりそめに見し面影をいかでとどめむ
10
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終夜
夢にのみ人に逢ふべき身にしあれば飽きに飽くまで明けぬ夜もがな
11
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音弥
霧雨の中も厭わず走り出す己の気概のすがすがしきかな
9
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