Chicoのお気に入りの歌一覧
へし切
美しく 花は姿にあるように 人は覚悟にこころ映えなり
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へし切
雨の日は心もしのに詰将棋さびしさ堪へひとり駒指す
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へし切
ねがわくは安らけくあれ 身と心 言霊やどる歌にしあれば
17
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へし切
吾が庵の狭庭の陰のほたる草 仮のいのちを儚に咲きぬ
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へし切
住む人の去りて空き家の 夏みかん 道辺に熟し 二つ三つ落つ
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へし切
床に伏し ひと日を過ごす悲しさよ 老い身に応ふ 梅雨寒の空
17
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へし切
駒を指す負けず嫌いの血が滾る吾が心根の老い知らずかな
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へし切
今更に将棋ならふは恥ずかしく大人のための再入門書
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へし切
アリランの歌も哀しい この道は 思へば遠きいつか来た道
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へし切
ヒロシマの声が今なほ聞こえます「過ちは繰り返しませぬ」と
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へし切
天に向け掲げた怒り胸をさく平和を祈る長崎の像
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恣翁
鮮やかに色濃き木々に 石畳 坂も静けき長崎の町
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恣翁
初夏の 青葉の陰に沈みたる 午後の通りの 眠りたるかな
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恣翁
木洩れ陽に溶け出でぬらし もみぢ葉や 君の裸身を あをに染めける
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恣翁
降り続く雨に混じりて 喧しく こぽこぽと 溷独り言ちけり
14
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恣翁
見下ろせる 東シナ海の空と海 悲しきほどに蒼くありけり
14
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恣翁
ただ永く生くるにあらで より意味のあらむ命ぞ 生きてありたき
16
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恣翁
焼け残る看板ばかり その儘に 真昼の日射しに 白く鎮もる
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恣翁
しゃがみ込み ザーメン拭ふ君の背に 掛け時計の音の 力なく落つ
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恣翁
抽斗に置き捨てられし 書き付けの 旧りし句案を 読み返しけり
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