紫草のお気に入りの歌一覧
恣翁
樟脳の薫るお召しに 銀の衣魚の骸を 見つけつるかな
23
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詠み人知らず
しあわせは明日も仕事に悩むこと 今夜あなたに 叱られること
30
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松本直哉
ひつそりと身を寄せあへりさみどりのさやのなかなるゑんどうの豆
14
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美津村
風を孕み荷台のシートのなびく音静かになるまで速度を落す
12
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コタロー
電話では喧嘩の絶えぬ母なれど家に歸れば御馳走の山
12
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秋日好
優しさの水向けられてべらべらと吐き出す言葉に吾の底を見る
25
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秋日好
待ってたと言ってしまえば重たいかただありがとうと言うしかないか
23
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滝川昌之
病室にカーネーションはいらないと強がる貴女の背中が泣いた
33
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詠み人知らず
山の端は黄金に染まり白化する カーテン閉めろ まだまだ寝るぞ
19
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しろいたろしん
雨雲のレーダー見つめ 「もうすぐよ」 卑弥呼のように あなたは笑う
7
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へし切
たちばなの花の香かげば懐かしき忍びしひとの袖の香ぞする
37
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詠み人知らず
時として自分でさえも間違える 己が心の強さ弱さを
26
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野々花
眠くなる魔法かけられ起きれないだめよ私に王子は来ない
19
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恣翁
墨染の妓楼に寄るな 寄るからに 梅の香に酔ひ 醜女に眩む
22
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舞
寝乱れの妻の蒲団を直しやり触れずトイレへ我も老いたり
13
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秋日好
次あれば徐々に物事語りたい万に一つの逢う機会でも
18
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みやこうまし
妻去りて一人身になり束縛と自由の良し悪し秤にかける
25
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inosann
働けぬ息子の気持ちを察したい甘えもやる気もグレーゾーンも
22
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詠み人知らず
何年か共に暮せば家族より 好きかも知れぬ サボテンの針
23
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詠み人知らず
覚醒が半端な朝の残像は 一夜続いた もも子の視線
19
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