でくのぼうのお気に入りの歌一覧
詩月恵
切りすぎた前髪だってかわいいとあなたが言えば似合う気がする
14
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リンダ
忙しい日々に救われ憎しみが浄化されし日待つ虚しさよ
6
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リンダ
真っ直ぐに伸びゆくカラーの白き花くびをかしげた薔薇の横にて
8
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まるたまる
ぐるぐるとネジが刺さっていくようにゆっくりだけど確実に好き
14
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まるたまる
地に向かい天に向いてブランコを漕ぎ続けよういつかは飛べる
10
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市川ありさ
誰からもメールが来ない真夜中をひらひらひらと泳ぐ蘭鋳
5
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紫苑
いろ恋の酸きも甘きも知り尽くし人生を咲きぬ雛罌粟の血は
14
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紫苑
エバ我の棲まふ小部屋に蛇苺ひともとを摘み寿ぐ聖母祭
11
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笑能子
開拓と言い換えている逃避かな煮詰める一手を小手先で避け
4
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市川ありさ
ぶどうパンのぶどうを捨てるような恋レジャーシートは濡れていますか
1
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恣翁
恨み見る女の か細く白き手に 似て 地を撫づる柳糸優しも
19
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浅草大将
おごれるが如何でときはの松下ぞ今や昔の名もなしよなる
20
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まるたまる
薄闇に口づけ交わす人といてさよならしてもさよならできない
10
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銀ねず
三月のいちばん寒き朝の来て吉本隆明はこばれてゆく
10
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詠み人知らず
思い出の書店で見つけしチェーホフの「桜の園」読む、四月の電車
5
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有為
名にしおはばいさ言問はむ都鳥 雲のまにまに物おもふとは
7
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北の民
日々がもう三寒四温と言うよりは六寒一温春はいずこへ
7
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うにうに
夜空から神の叶え損なった願い事降ることごとく降る
10
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紫苑
紺青の笹りんだうも涼やかに浴衣の映ゆる夏ひと日かな
11
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芳立
寝心地の悪い枕はことさへく異国かぶれの腐女子エッセイ
7
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