詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
石川順一
鐘の音のくきやかにして春隣呼び鈴強く押されて居るよ
10
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falcon
白きまでうす紅あはく咲き初むる空にかそけき雲流れゆく
16
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助平小町
桜咲き春の匂いも深まれば 早く目覚めよ私のヤル気
9
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コーヤ
うたのわのうた読みゆけば春景色見るが如しの絵巻が浮かぶ
21
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コーヤ
輝いた花のほころび見るたびに萎む我が身を眺め悲しも
22
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万陽
生きてきた 証と思う 顔のシミ塗らず隠さず 薄化粧の春
14
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灰色猫
いたずらな子猫の爪を切っていたこと思い出しつつひとり爪切る
20
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灰色猫
おおかみの夢を見ながら眠るころカーテンが嗅ぐ満月の香
18
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沙久
旧首都のサンクトペテルブルクから罪なき人等の死傷の報が
15
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滝川昌之
いつも乗る 満員電車で ぎこちない ルーキー耐えろ これが試練だ
18
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詠み人知らず
そんなにも咲かんでいいよさくらさくら 遠き哀しみうつしておりぬ
6
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舞
春迎えまたひと時を花写し呆けすごすか移ろいの季節
12
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桐生賄
スカートとブーツは春物なんだけど バッグは夏物、ちぐはぐな吾
19
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河のほとり
山々のさくらも雲も分きかねて遠きかすみの奥を見てしか
17
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inosann
ふいに妻「どうしたものかね」を不安がり「何がどうした」と畳み掛け聞く
19
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藍子
旅立ちの時に残した爪痕を片付けながら寂しさに泣く
22
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もなこもち
雷が暴れる街を抜け出せば何もなかったみたいな月夜
14
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石川順一
牛乳とアイスコーヒー混ぜて飲む汗より尊い神の意思かな
11
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石川順一
途切れ無き車にススキ揺れ通し口内炎は完治したりき
11
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石川順一
汗の手が黒のマウスを輝かせ冷蔵庫では惰眠の詩かな
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