詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
ちびゴリラ追いかけくれば姉ゴリラくるくる廻ってハンデをあげる
17
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秋日好
友の名を冠した馬が駆け抜ける年に一度の賭けごとの日に
17
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灰色猫
ゆっくりと水没してゆく船のようわたしは君の悪夢に沈む
20
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灰色猫
うっすらと引き攣りながら微笑するわたしの仮面がシンクに映る
19
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灰色猫
君の編む毛糸が夏の草原にかわりつつある陽だまりのなか
23
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詠み人知らず
地を這いて 可憐な小花芝桜 こっくりピンクの 絨毯敷くめり
18
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詠み人知らず
祖母植えし 木蓮つゆも構へねど けふまた見事 にほひぬるかな
20
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桐生賄
春休み 一泊帰省 長男の 戻りし後は 寂し気がする
19
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ながさき
平和なる 日本の隅で カサコソと うごめく影は 何者なるか
22
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恣翁
寝筵の手枕に臥し 侘しくも 暖かき雨の音を聞きたり
21
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リクシアナ
薄衣の花の女神の舞い風か香り優しき春の黄昏
25
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ななかまど
自転車で旅する初老の俳優は 少年の日々をペダルでたどる
10
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たたみの目
この歳で 歌人デビューは 楽しかな 春の嵐も そよ風になり
21
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滝川昌之
4年ぶり 「月笛丸」に ツボミつき 君は喜ぶ サボテンの花
20
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まあさ
チューリップ グーンと背伸びを して探す 雲たちの中に 隠れてる青
19
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さえね
時間潰しってことばがきらいこの世にはそんなにないよぼくらの時間
12
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石川順一
本を置くトイレの何時ものあの場所に小さな羽虫が死んで居るかな
13
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ななかまど
あたたかな春の雨ふるこんな日は パットブーンのエイプリルラブ
7
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万陽
丘からの桜の群れを 眺むれば薄紅色の 雲海の如し
16
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滝川昌之
風呂桶の 縁にあがって 天井を 洗い滑って 肋骨折れた
12
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