詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ながさき
山寺の 六時を告げる 鐘の声 ことさら響く 雨降りの宵
23
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舞
誰か知る胸に秘したる湖に満ちゆく想い深きその色
19
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矢車菊
好きなのにきみの思いに一歩ずつ近づくほどにこわいのはなぜ
20
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まぽりん
天の河逢ふ瀬に浮かぶ泡沫は流れて星のしづくとなりぬ
36
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まぽりん
移り香の愛しくたちけり背子が着し衣かた敷くとこ夏の夜
24
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詠み人知らず
何千のフォトが遺りしデジカメに僕の知らない父の眼があり
26
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詠み人知らず
閉じ籠ることの多きに嫌気さし小雨ふるなか書店へ急ぐ
21
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浅草大将
逢へぬ夜はかへすがへすも夏衣うすき縁をうらみてぞ着る
13
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芳立
とりつけの騒ぎときけど朝早く並ぶ人なきあて寝なりけり
6
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舞
傘ひとつ古き大路の京御所の緑もあらたふたり歩めば
23
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浅草大将
背に負へる禰宜の重さにゆく川の流れに乗れぬかもの長明
14
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まぽりん
咲く花はいづれかよきと好き者のつどふ雨夜の品定めかな
24
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falcon
百合の香に母のおもかげさきだてて幾とせかよふ森かげのみち
14
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町田
3歳の無職女性を共犯にして罪名は午後のおひるね
16
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矢車菊
雨の音に甘噛みされてもう少しあなたを想うあじさいになる
29
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あまおう
年下の彼を射止めたそうですね バツイチさんに 先を越される
29
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浅草大将
どれほどに進化したのかみすずかるシナントロプスペキネンシスは
3
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舞
遠い日の神話のように君がいた夏の花火は鮮やかなまま
22
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秋日好
薔薇園に響くピアノは不調律花びらどさり落ちるやもしれぬ
16
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秋日好
恐ろしげ蜘蛛が絨毯歩いてる息吹きかけると跳ねるのがイヤ
5
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