悠々のお気に入りの歌一覧
浅草大将
ながめ行くつかまの花のつかの間の春の旅路も命なりけり
6
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浅草大将
これやこの四国四州を廻りつつひとつ足らぬが金毘羅船々
6
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風花
身を乗り出す店員に早押しされた年齢ボタンつい裏読みす
10
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へし切
我が背を小さきとみゆ 子らの目は逞しくあり されど淋しき
20
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紫苑
蛍らの守に立ちける今宵なほ焔だちたる地球(テラ)あをくあれ
11
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只野ハル
医者で直らぬ病を我のせいにする父に話を合わせる
15
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只野ハル
春先の天気のようにこの頃の父の気持ちも激しく変わる
10
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只野ハル
杖を振り物に打ち付け夜を明かす父と揉み合い警察を呼ぶ
15
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只野ハル
叔父を呼べ弟を呼べと喚く父話を聞いてもらいはしたが
10
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只野ハル
父のためでもあると神経内科に強制入院させた午後
14
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詠み人知らず
忘れめや慣れし雲居の朧夜に星を列ねし花の宴を
9
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風花
上役とは重みの違う年度末次のゴールへ向けて走らむ
11
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秋日好
梅七輪 望郷回顧その次の一歩を支える花びらの風
11
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秋日好
母になること諦めて今がある 子供に注ぐ愛をどこかに
24
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秋日好
「オジサンは淋しいと死ぬ」はみだしのせりふに妙に納得している
9
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へし切
生くことにはや草臥れて一休み 道草も良き 老いを愛しむ
16
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林林
土筆たち袴をとりて佃煮に同居二日目おかずの一品
13
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詠み人知らず
重たげな六法全書並べ置く先生がいるあくびをしてる
5
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詠み人知らず
車窓から見えては離るさくら花通勤なれど花見の気分
9
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すばる
あなたの幸せが私の幸せと言ってくれてありがとう
14
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