falconのお気に入りの歌一覧
律
教室の窓のかたちに切り抜いた 夏空でさえ眩しく光る
4
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赤石仙人
六年の夢から覺めて脱皮せし蝉を小鳥は咥えて去りぬ
11
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詠み人知らず
何だかさ 心とっても 疲れてさ折れそうだけど 折れたら負けだ
6
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浅草大将
闘ひの後にやなにを得るとらまん辿る家路もそらに眺めて
22
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紫苑
さきの月ひと日の意味を問ひをりし一首のありきうたびとの逝く
21
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紫苑
樹に吸はれ土にかへらな身のうへにつめたいきりぎりすが鳴いてよ
13
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紹益
穏やかな 田舎の暮らし 打ち毀す 規制緩和と 自由貿易
11
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紹益
心無い 言葉で人を 傷つける そんな輩が 何故か政治を
12
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紹益
もう二度と 出してはならぬ 戦没者 平和の塔に 誓い新たに
23
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遠井 海
小綺麗な言葉の束に漂えど濁る心に何も届かず
16
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五穀米
性質の違うふたつの存在の手を結びたる世界は数多
9
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只野ハル
底浅き流れの中のさざれ石苔生す間なく転がり砕け
3
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恣翁
破れたる茨の籬ゆ覗く庭 痩せたる鶏等 餌を啄めり
20
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律
朝顔の淡い光を閉じこめたように 儚い味のかき氷
5
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詠み人知らず
季しみて 鶯の吟 谷わたり 我も縁わたる けふ白無垢で
16
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まがね
野郎の中女一人の不便さは体感温度の違いあるのみ
11
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inosann
よりかかる営業車から見る空はいつでも私が主役の舞台
21
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光源氏
定めなきこの世に夢を思すれば我が命さへ惜しまぬものを
10
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聴雨
滾々と願ひあふるる言の葉は嗤ひの渦に千切れて消ゆる
11
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リンダ
そんなにも見つめる猫に問うばかり我の後ろに誰かいるかい
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