falconのお気に入りの歌一覧
inosann
客先で求職中のご主人と辞めたい私の噛み合う話し
17
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紫苑
かたむけるレモンの酒にシロッコの匂ひグラスのふちを溢るる
16
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千葉 甫
新しく立ち上がってきたマンションも帰る鴉ら立ち寄る所
2
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只野ハル
ひとりめし作る寂しさ味わって食べる辛さをただ飲み下す
24
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只野ハル
熱風の吹き込む西の窓を締め東の窓に避難する午後
8
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帆糸子
雨上がり鋭利な西日に射ぬかれて街並みの肌熱を帯びゆく
5
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デラモルテ
白耳義の黄緑の風そよ吹きて三度見えしエミール・クラウス
4
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恣翁
降り注ぐ木洩れ日の中 置き去りの庭の籐椅子 微睡みにけり
51
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inosann
焼ける町うつして真っ赤に海燃えると老婦の話す空襲の話し
15
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詠み人知らず
愛犬の 骨を埋めた 庭の隅車窓から見る 棄てた故郷
2
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しりか
夏の海荒れて破戒や漢詩選ままならぬ世の浮き沈みなり
4
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詠み人知らず
可愛いかな 三十一士 分身よ こころ足跡 遥かうたのわ
14
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みなま
このごろはひとはだ恋し憧れる歌をふたたび詠む日あるかと
23
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詠み人知らず
諦める 事が初めて 出来たとき悲しい大人に 近づきました
7
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たんぽぽすずめ。
指先で一筆書きの星、君に何度も描くがただ滲むだけ
11
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inosann
草木も応えて揺れる海風に吾も心のタクトをゆらす
13
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リンダ
鈍色の水さし照らす銀の月 眠りしものの美しきこと
26
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春咲
琴の音の 響きは心に 等しけり 一絃一絃に 思ひをかけむ
23
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ふきのとう
痛ましき自殺のニュースにふれるたび未来ある子の無念さ思ふ
24
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文麿
梅雨明けはこの土地だけは殘るらむ泪の止まず川に溢れて
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