絮谷新のお気に入りの歌一覧
秋日好
起き出した君の残した温もりに足しのばせる啓蟄の頃
22
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舞
如月の弥生に残す十余り春問う風に梅つぼみする
15
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九條千鶴
ケロケロと歌うカエルの合唱が子守唄だったあの頃
9
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藍子
北風に揺れるブランコ漕ぐ子無くポツンと一つ風身を任せ
16
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藍子
風花の舞う道すがら足早にコートの前を抱きて進む
16
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藍子
チンと鳴り乗りし下りのエレベーター相客二人何故か気まずく
12
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藍子
書く漢字変換に負け忘れてる文明の利器思わぬ弊害
13
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石川順一
ベニバナのコレステロールゼロを塗り食パン食べる二枚と一枚
13
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沙久
完全な閉店近付くジュンクにて「予定外の買い」穂村弘本
11
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万陽
我の手は 料理も作り 抱くことも オムツも替える 魔法の手なり
18
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沙久
「病気して心の痛みを知ったならアンタは良い上司になれるだろう」
20
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千映
寒風と霜下りし日に町内ののど自慢三位ほっとする午後
13
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沙久
「「謗ること」で内臓機能が悪くなる」真顔で言う吾を笑うドクター
16
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沙久
「比較」って天井知らずね神にでもなったら無くなるものなのかしら
18
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九條千鶴
沈み行く夕日と共に駆け出して帰るはやさを競う童部
11
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澄舟
ノリノリでお散歩中のリラックマうしろポッケから 地へと落ちゆく
14
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千映
のど自慢応援の声多く受け人の繋がり大切を感ず
14
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コーヤ
温もりに 蕾緩めて 沈丁花 香を匂わせて 春陽と和む
19
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コーヤ
温もりに 蕾ほどけた 沈丁花気高き匂い 春を知らしむ
25
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リクシアナ
ブレンドの苦みに濁す夕暮れはカップに沈むブラウンシュガー
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