本能寺のお気に入りの歌一覧
舞
日々過ごす家事に荒れたる妻の手に言葉にせぬも感謝ひと言
21
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ゆりこ
できるだけ素顔に近い化粧しか したくないなんて初めてのこと
11
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へし切
すぎ来にしむそじの春の夢のあと めぐる思い出 恋ひそめしころ
25
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詠み人知らず
テーブルに真珠のピアス片方を 即物的に 忘れた彼女
18
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コーヤ
小春日に香りが誘う秋の午後秋明菊が庭を明らむ
15
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まぽりん
木の実にも時雨ふるらむ育みし柞の森のかれぬる秋は
37
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詠み人知らず
君想い利休鼠の雨の降る街の花屋で求めしシクラメン
19
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雛乃
泣きたいと思っているはずなのにまだ涙は頬を伝ってくれない
7
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詠み人知らず
隙間から初冬が忍び込んでくる ドア好きたちは 手をポケットに
15
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矢車菊
きみの声聞いていたくてまたぼくはますますしどろもどろになって
19
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うめ
少しだけ眠るといいよ 神様が白の毛布を掛けてゆく 冬
11
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あふひ*・○・*
ひ孫等がりんで遊んで仏壇の御供え食べていつもごめんね
16
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夢士
東名のテールの光り帯のごと孫に会わむと光りに入りぬ
19
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へし切
君が身の失せしこの世の通い路に足音さへもなきぞ悲しき
28
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野々花
悲しみを含みし風の冷たさは他人に染まらぬプライドの色
25
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只野ハル
晩秋の時雨の中を濡れて行く日暮れの小径行く宛知らず
18
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都忘れ
満月か 見つめていると 雲かくす幾人に見られ 恥ずかしきかな
6
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詠み人知らず
様々な色が都会に滲むから 明日は眼鏡を 新調しよう
17
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林林
ふとした時 あなたの歌を遡る遠き空から涙を送る
16
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千映
山道の車の前に雉一羽スピード弱め道渡るを見る
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