まぽりんのお気に入りの歌一覧
松本直哉
あさなゆふなをやみなく降るさみだれのみだれてものを思ふころかな
3
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まゆき
はじめてのリップは真夏のポケットで壮絶なまでの液化を遂げぬ
4
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まゆき
自販機でメロンソーダが選ばれる確率くらいで夢にいる君
3
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まゆき
まるまったことが嫌いでひらがなのぬとかねとかも好きになれない
3
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まゆき
放課後に秘密で描いた黒板のだれも知らないできたての海
5
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東大寺
傍に居る ただそれだけの 幸せと この愛しさを 如何に告げよう
4
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煩悩
さようなら水を求める象の群れ群れざる象が陽炎となる
10
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光源氏
面影を雲居遥かにしのぶれば心にしみる入相の鐘
12
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千映
母の手に温もり伝え吾のこの手簡易ベッドで跪きつつ
9
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千映
七年の介護の末の母の死に涙はなくて感謝のことば
18
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横井 信
吹き荒れて風は激しく鳴いていた朝にまぶしく輝く水面
13
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KEN
空洗ふ 雨風の後 なつつばき 思ひ際だつ 釋迦牟尼の庭
12
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青き銀椀
ゆふぐれの蒼く澄みゆく空ひとつ沁むるあとこそ想はるるかな
9
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青き銀椀
年ふればひときは放つ光にも二つと見へし月の晩かな
12
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萱斎院
みそぎせしならの小川の夕暮れに たれを恋ふるやほたる火の舞ふ
10
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糖分
紫陽花を ながめに晒し 白露の 置ける花をば 珠と見立てつ
4
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糖分
文を書き おきのゐやしろ 思ひつつ 君の行きたる あめの雲間に
5
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糖分
君見初む あふひの花も 散りぬれど また花咲かば めぐりあはんや
6
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光源氏
うつし世の流れにまかすうき影にさびしく寄する夜半の川風
12
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つばす
悠久の時を感じる泰山木 月夜に似合う白き大輪
8
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