詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
海鳥の舞ふ海原を進み来て丸き地球の只なかに在り
17
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詠み人知らず
人脈を 利用せんため 近づける 下心には 塩対応なり
14
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詠み人知らず
汝のことが 好き好き好きで 堪らない 夢にまで見る 顔も知らずに
11
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万陽
我の朝 珈琲の香と 炊飯のシューシューする音 目覚まし代わり
11
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滝川昌之
邦題で覚えた古い洋楽が錆びつく胸を十五歳にもどす
22
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士心
文なんて来ないと分かっているけれど 覗いてしまう受信箱やら
8
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リクシアナ
荒みゆく青きトタンの裏道の茶房に寂しきミル挽き音
24
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みやこうまし
今日はまた何にもせずに日が暮れぬ 慣れ親しむは心臓の音
16
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リクシアナ
煤ぶれた玻璃こし見れば萌え出づる狭庭に白きサフランの花
20
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まあさ
「7」という 数字に怯える 子どもらに 寄り添う数を 数え続ける
18
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藤久崇
あやまてど なおもゆきたる 人の世と 変わらぬ歌の 道にあるかな
14
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inosann
風花も溶けてしみいく駿河の地に積もる桜花を春雨の打つ
19
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詠み人知らず
薬なく自然の眠りスッキリと今朝のおかずは茄子の煮びたし
11
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みろく
僕たちは電話ボックスで嗚咽した最後の世代になるのだろうね
35
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石川順一
紋黄蝶紋白蝶は過ぎるのみ揚羽蝶のみ滞在をする
15
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石川順一
見て見ればスノードロップだと思ふスノーフレークだとも思へて
10
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葱りんと
間違えた 自分のではない 上着着る 分かった後も 頬染めて着る
15
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只野ハル
訳もなく気分いい日はその訳を考えないでそれを楽しむ
26
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只野ハル
画数の多い漢字は読めればいいと思って生きていればいい
13
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秋日好
画数の多い漢字を若い頃きちんと確認するべきだった
14
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