名鈴のお気に入りの歌一覧
舞
朽たれゆく花に宿りて虫ひとり幾夜伽して朝別れる
10
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リクシアナ
代掻きの水面を満たす五月空あぜに溢れる蒲公英の花
15
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恣翁
合羽すら浸みぬる鬼雨に 意を決し 敗走したり 兵士のごとく
13
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ケンイチ
大江戸の人情ばなし珈琲の香りやさしき雨音が降る
4
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水紫
雨の日に車の窓はすりガラス暇ゆえに描いたへのへのもへじ
6
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ななかまど
アマビエにここぞとばかりすがりつく巣篭もりを断ち薫風を着る
9
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うすべに
目をあげて耳そばだてるほととぎす 雨音の間に響かす初音
4
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滝川昌之
たこ焼きもさぞ美味かろうビリケンさん「通天閣は緑色やで」
13
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ユキ
今君が そこにいるのが 何よりも 生きる理由に なりはしないか
7
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北窓
屋根叩く雨の音を聞く休日にまたぞろ浮かぶ悲しみの痕
4
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水紫
え寝付けず床に寝そべり独り言紛れぬ寂しさ溢れる涙
3
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普徳亭大崇
沖縄も 照る日の本の 下にあり 西の白波 寄するを厭う
5
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灰色猫
つちかって来たのでしょうね幸せを発掘される夫婦の骨は
9
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灰色猫
冗談を仰られても困りますあなたが月の出身なんて
14
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灰色猫
人心を掌握するなら微笑みと君の笑顔に縛られました
10
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KEN
天驅ける 雲は駿馬と なりにけり 濁らぬ蒼を 朝に殘して
10
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び わ
世は荒れて気持ちのゆとり薄れゆく厳しい時代いつまで続く
4
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ryotak
ワイパーの拭き跡の弧におく霜の白きを見れば朝ぞ明けにける
9
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松本直哉
わくらばに人に生まれてさまよへど立ちさりかねつ穢土に咲く薔薇
5
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ななかまど
暁にもう鳴く頃とほととぎす早口ことば森を裂きおり
7
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