横井 信のお気に入りの歌一覧
凌霄花
秋風に天馬のごとき雲流れ野辺に気高くささりんどうの花
11
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夕夏
こうむいんとちかつようのけいかくせずにこていしさんにかぜいする
1
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舞
藻塩焼く煙りもなくて浦の秋せめて夕陽よ紅にちれ
9
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なりあきら
秋と冬 移りゆく日に 物思う 去りゆく人と まだ見ぬ人に
4
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び わ
政界に問題多く気にかかる清く正しく願うものだが
4
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茂作
夕暮れの悔いなき赤は眩しくて 今日一日の我が身を照らす
14
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灰色猫
秋なのに海はこれほど青いのか向こうで夏が待っているのか
6
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日々草
ゆく風よ匂い含みて海知らぬ秋の庭にもわが身知らせよ
5
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片井俊二
ひとすじの飛行機雲は秋空にやがて消えゆく恋の終わりに
5
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夕夏
はらからのすーつすがたのしゅうだんをみておもいうかべるさぎしかな
1
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夕夏
そだいごみむりょうでしょぶんすすめればあらたなしょうひうまれるものと
1
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うすべに
すみきった光儚く ささやかななきらめきこぼす荻の穂の海
7
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滝川昌之
西窓のゴーヤ掃えば入り日入る寝床失くした蟷螂が出る
12
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ななかまど
黄金の柚子湯恋しき季となればその香浴びんとはやる心よ
10
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灰色猫
ふぃとぅ知れずかくれき魂に戦なき世をにがいてぃ花ゆうしゅぎゆん
4
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草木藍
秋の陽を浴びて嬉しげ吊るし柿風に撫でられ微かに揺れて
6
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ぬばたまの
髮染めて若く見られて差は二歳ならばあそべや玉蟲色に
3
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へし切
賑はいが三年ぶりに戻りくる 市民祭りに憩ふ秋の日
11
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みっさん
月曜日老人ホームに目覚むればすでに通りは通勤ラッシュ
6
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みっさん
散歩道甘き香りに見渡せば金木犀の光り輝く
3
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