詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
楽譜からこぼれた音符は 空に舞い 優しく哀しいカノンと響く
17
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夢士
散りゆくもまた会ふまでと語りしか桜花びら約を違ゑず
17
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美津村
吹く風の届かぬ木叢の下道に杖に頼りてゆきなづむ君
11
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美津村
竹群に朝の光満つる時己が不浄に戸惑ひて佇つ
8
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美津村
木洩れ日の動く木叢の厚き苔ふはふは踏みて我が巡り行く
11
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滝川昌之
くたびれたオフホワイトの春コート色を合わせた空もどんより
23
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inosann
腰低く対する事に苦も無くて 配置薬業に就くこと長く
19
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まあさ
蝶々は 気になっている 登園の 坊やが拾う ツツジの行方
23
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夕凪
父の日に会いに行きます。 今はもう他の誰かの父だとしても。
15
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みやこうまし
桜花今日を限りの出会いとも 来る年会える保証のあらず
21
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秋日好
包まれる優しさあげたいとばかりに絨毯上で寝る夫に毛布
22
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秋日好
行きつけでないスーパーに小松菜があったから明日買いに行こうよ
14
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秋日好
うたびととに足らぬ我が身におこがまし詠いかけるも返歌を待つのも
19
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みろく
大切にしようとしたけど無理みたい 優しくだったらしてあげられる
36
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舞
北新地ネオン谷間の薬師堂ぬかづくひとの影も華やか
15
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石川順一
アメリカンショートヘアーが檻の中孤独に少しいらつき始める
17
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石川順一
飛花落花葉桜となり存在の軽重を問うハナミズキかな
14
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只野ハル
裏庭の伸び放題の草草も目には優しとそのままにする
27
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まあさ
モヤモヤの五月病なるものじわり くる前春の土用にイチゴ
15
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コーヤ
幼木の若さ溢れた満開の桜の元気貰って歩く
17
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