横井 信のお気に入りの歌一覧
奥月汀
あきらめて散っていくのね、その声を黄金色した舗道に埋める
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へし切
山茶花の はや咲き初めて 吾が宿の庭の垣根も 冬支度かな
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夕夏
けんきんできぎょうゆうしはだっぽうかいっしゅのぶらっくきぎょうゆうし
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舞
露天風呂 枯れ葉一葉 ひと夏を お疲れ様と ともに湯浴みす
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灰色猫
あいみょんのマリーゴールド聴きながら私を愛してくれていますか
6
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び わ
手話講義昨日は私担当す手話の学習初級のまとめ
5
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茂作
ためらひて迷ひし後に枝を殘す 庭の椿に小さなつぼみ
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恣翁
陰鬱に 降るや降らずや 空低く垂れて 煙草の這ふがに燻る
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只野ハル
左肩洗面台の鏡に映る手術痕の大きさを知る
6
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詠み人知らず
吾 言の葉を紡ぎ待つ 君伸ばす指先の灯の温みくれしも
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うすべに
一歩ずつ落ち葉にぎやか山道の あたまにこつんと風のいたずら
6
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灰色猫
やすやすと真冬が肌を切るのです向かい合わねば春は目覚めぬ
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灰色猫
声帯がふるえてしまうおそらくは前世が鶴であったのだろう
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灰色猫
飼い主と土の眠りについている犬の化石が幸せそうです
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滝川昌之
六地蔵 熟れ柿一つずつ置かれ笠も頼むと近き雪まで
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夕夏
びみというあじわいぶかきことばにはかくしあじなるかすかなしょくみ
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灰色猫
すみやかに迷子になってしまいましょう金木犀の香りのなかへ
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ななかまど
黒糖を食むたび浮かぶキビを刈るうちなーんちゅの鎌の輝き
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へし切
秋暮れて 紅葉しにけるさくら樹の 花の盛りを誰や偲ばむ
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広葉樹
それだけは言いなはんなと袖をひく母在ればこそ悲しくなけれ
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