まあさのお気に入りの歌一覧
ながさき
地球上 言語や肌色 ちがひあれ 生きとし生ける 尊き生命
22
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綾翔
私には神も仏も要らなくて酒と薬と彼だけが要る
9
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恣翁
風上に 渡す端から焼く干物 塩気を帯びて 世に受けにけり
18
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秋日好
君の手の感触今日も更新し何日何年ともに生きていく
22
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石川順一
ゆっくりと起動され行く鰯雲南アルプスヒヤシンス畑
21
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秋日好
骨の髄煮込んでチキン出汁に足しきみの行く道楽になるなら
15
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灰色猫
もう少し大きくなったら食べちゃうぞ出窓のゴーヤグリーンカーテン
19
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灰色猫
星々に愛されている若者は迷うことなく母港を目指し
15
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中野美雄
逝くものの列に やがて我もと思へども 何ぞこころのここだ悲しき
9
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中野美雄
鎮魂歌に 浮かびくる父も 母も弟も 我が妻きみも 笑ひ過ぎゆく
8
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葱りんと
「そろそろだ 葡萄の地物が 出てるはず」動けぬ体で 旬追う翁
12
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藤久崇
煤煙 荒れ吹く橋に 咲く菊は 知るめり乱るる 代々の嵐を
13
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ガイトさん
勇気とは少しにがめの味がして苦手なゴーヤ口へと含む
8
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夢士
時を越え訪ねし友と語りあひ日暮れて一人青春の街
20
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みやこうまし
夜深みクーラーの効く部屋にいてやっと目が覚め歌などひねる
13
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林林
お盆でも急患受付あるはずで保健所かシャープ7119
19
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詠み人知らず
組垣に這ひたる蔓の緑濃く 夏のものにて群れ生る苦瓜
14
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吉野 鮎
野分過ぎ東雲の空かなかなの聲 微か風風鈴を搖る
13
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吉野 鮎
朝未だき窓を入りくるすずかぜの髮やわく撫づ ひぐらしをきく
13
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吉野 鮎
涼風の清し未明を微睡める汝の腕の中ひぐらしをきく
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