吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
舞
夜祭りのおみな浴衣着襟足の白きうなじの艶に美し
10
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まあさ
久々に ひんやり心地 よい朝の 空へと響く 鳥たちの声
18
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大野 冨士子
ポケットや小瓶に詰めた思いをば 全開したら あの娘が泣いた
116
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大野 冨士子
月々の髪切り賃と化粧品 きみ使うべし 湯水以上に
58
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大野 冨士子
人気ない人気ないのが心地よい スターにしのき 居酒屋ひとり
116
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逢坂
不眠症 夜明けの足音聴きながらガラス磨けば透きとおる月
10
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灰色猫
ずぶ濡れの家路に注ぐ雨粒が泣いてもいいよと頬を流れる
19
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灰色猫
憧れた夢を数える満ちたもの満ちなかったもの忘れないよう
13
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灰色猫
白色も心の黒も詠みたくてボーダーラインの灰色猫に
18
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夕夏
いまもすきむかしのままであってほしいとあなたのこころゆさぶって
6
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へし切
涼やかに過ごすひと日を有難み要らぬエアコン真夏の不思議
19
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へし切
大雨のひとつ所に降り頻けばあふるる水に沈む街角
17
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安井シンゴ
太鼓呼ぶ七月九日山笠は走る祭と変わりて続く
8
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安井シンゴ
辻辻に青いバケツは置かれたり冷たい水と期待を満たして
5
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ふじこ
縁ありて逢いしあなたと苦も楽も歩み味わうこれぞ人生
16
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滝川昌之
水嵩のひいた川辺で立ち直り蒸されたように匂う夏草
22
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夕夏
かんしょうざいとしてあるかたちのないあそびやすべりうけいれて人
4
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夕夏
まずめどきかなしげななきごえさえもそうぞうしきかなかなかなかな
4
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利己翔
こんなにも俺は無力で動けない祈りの代わりのハンドスピナー
4
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KEN
イチエフの建屋も霞む毛嵐に瓦礫の合間都草揺れ
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