横井 信のお気に入りの歌一覧
KEN
労働者階級 乙女の夢に 時雨降る 疏水たゆたふ 街のほとりの
10
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艸介
重ねれば重ねるほどに言葉は 重さ喪ひ 流れ揺蕩ひ
5
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しきしま
紅葉に漏れ差す影の清けさに仰ぎ見すれば月澄み渡る
6
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滝川昌之
千歳飴 扇の要 父母祖父母 絆つむいで はなさぬ手と手
16
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ななかまど
さみし夜は又三郎に逢いたくて野分聞きつつ夢路をたどる
14
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ガビー
新型の電子レンジが降臨し 瞬間加熱の神技見せる
2
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詠み人知らず
霜月と云うに吹く風あまやかに南海生まれの雲連れて来ぬ
10
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灰色猫
手をとって欲しかったけど手をとってもらえなかった世界を生きる
10
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へし切
来る来ない 花びら千切る占いの募る思いは 孫逢いたさに
10
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只野ハル
病室の寒さ知らずの中に居て薄いお仕着せ素肌に纏う
5
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只野ハル
介護者の感じる重さその辛さされる側には痛みとなって
6
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舞
木守柿神へお供え紅をひとつ残して暮れる秋空
7
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び わ
大切にほのかにのぼる茶の湯気が陽に照らされて静かに揺れる
7
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茂作
しみじみと夕日を吸ふや柿の實の 捥ぐ人なくて枝に殘れる
16
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灰色猫
一本の白いマフラーふたご座に巻いてあげたい冬の訪れ
10
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灰色猫
鹿であるはずだったのに今朝もまた人の姿で目覚めてしまう
7
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灰色猫
風が吹くたびにさびしい秋となる人ってときに植物ですね
8
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日々草
ぶら下がる足を濯いだ波の音は 夜にざわめく孤独を匿う
9
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滝川昌之
カサカサと舗道に舞えばプラタナス歩きスマホに踏まれてクシュン
9
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うすべに
店を出てマスクはずせば森かおる 街敷きつめる枯れ葉のじゅうたん
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