吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
夕夏
しどうしゃもつかうにほんごあいまいでにげのきくことばのやまがみち
4
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舞
時止めて君待つ夜の遠き日の花火の色の鮮やかなまま
10
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恣翁
愛しくて 夢に通へば 我が腕に 君が現身奪ひてしがな
21
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灰色猫
お神輿の如く蟻らはご馳走の躯を巣へと運び込みたり
19
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灰色猫
桃色にあなたが染めたこのこころ無邪気な瞳でどうか見抜いて
20
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詠み人知らず
輝きを見つめるだけでよかったの 光にこの手かざせるだけで
16
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詠み人知らず
詩としての魅力たたえる歌めざし 三十一文字を渡り始めむ
19
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詠み人知らず
銛のごと鋭き月影胸突きて 驚く子猿惚けたりけり
12
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逢坂
そばだててそっと聴くのは胸の音 半音下がりの八月の夜
11
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夢士
嘴の先に銀鱗水鳥や流れに乗りて魚捕えをり
14
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夢士
葉月なか川面に乱舞あきあかね彼らに聞こゆ立秋の声
16
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林林
夏の夢叶うだろうか青い空Aマイナーの旋律光る
28
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秋日好
ソにシャープ明るく見える青空もラにフラットの嵐を孕む
13
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卯月
海を見る 決してわたしは戻れないあの砂浜につながっている
8
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灰色猫
幾万の呻きし声が息絶えて嘲る如く黒き驟雨は
26
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灰色猫
かたかたと水筒鳴らし焼け焦げた血の塊が水を欲する
18
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詠み人知らず
繕えば現と変はらず意味の無し 自分でありたくこの場にゐるに
14
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詠み人知らず
甘えまい 人頼りなば弱くなる 滲むも堪へ自の道這はむ
17
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詠み人知らず
賢人の里に迷ひし子猿なる 吾忘れなば謙虚さぞ欠く
13
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詠み人知らず
幸を吸ひ 膨らめる乳の豊かさを 恥ぢて双手で覆ひたりけり
16
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