吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
海原 真生
猛暑日を ものともしない カーテンの無い窓 青く 冷気と眠る
4
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秋日好
あきもんと 不思議なひびきのひらがながカラフル風に乗って届いた
14
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舞
うた一首尽くして一期ひと夏に残し転がる蝉むくろかな
15
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恣翁
秋立ちて ふと耳に付く通り雨 年忌供養に はや降り止みぬ
15
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へし切
ながらへば野分も先を行き迷ふ荒ぶる風と驟雨に惑ふ
23
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中野美雄
入院せる母 丹精のブルーベリーの 色づく枝を 捧げゆかむか
10
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詠み人知らず
悲惨なる戦の歴史垣間見き 阿鼻叫喚さへ空に聞きつつ
14
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詠み人知らず
かくとだに愛惜抱くは如何なれや 何程思へど由無きものを
12
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詠み人知らず
今日からは 深く大きく遠慮なく 吐ける溜息 気楽なりけり
19
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詠み人知らず
青空に向かひて ぐんと伸びつれば 心も快晴 足取り弾みぬ
15
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灰色猫
初めての傘をひらいて幼子は日照りの雨にくるくるはしゃぎ
17
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灰色猫
君の夏忘れないよう海色のラムネの瓶に封じ込めたわ
16
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秋日好
「餓死寸前?」自嘲するほどずぶ濡れの雷雨の中の野菜の収穫
18
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芳立
あなたにはなにもなけれど少年の旅へいざなふ白南風の空
7
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芳立
あなあやし野分ののちの雲居には二重の虹の橋かかる見ゆ
7
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木タロー
ぬらぬらと今宵は月が赤いからうさぎのひとみ色をなくして
6
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木タロー
満ち満ちてむっつりとした満月が爆ぜてしまえば救われる気が
8
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歌蓮
蜘蛛でさえホームカミングする世だし君も故郷に帰ればいいのに
5
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歌蓮
下向いてぽちぽち携帯いじるより上向き青空でも眺めたら
10
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千映
もう少しこころ解放出来たなら今夏に思い出もひとつ増えたね
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