御崎 耕のお気に入りの歌一覧
紫苑
早生りの林檎の酸きを囓りつつ裡なる青との共振を聴く
7
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詩月恵
雨上がり虹が見たくて目を閉じる いつかの空に励まされている
14
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東娘
病廊にながながと陽の入るところ布帽目深に祈る人あり
32
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山本克夫
吹き込まれる熱い息を待ちわびて うつむいたままのピアニカ
10
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紫苑
唇ふさぐ蜻蛉の翅は黒ぐろとわたしのことばを奪ってしまう
9
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たんぽぽすずめ。
二千回拍手頂き有難うございます もう 男泣きです。
17
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リンダ
矛盾さえ胸張り言えるその意志を恋と言うのよ巻き髪の人
28
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浅草大将
峰高き鈴鹿の関の涼風に経る山道も秋となるらむ
13
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falcon
嵐吹き峯の木の葉は散りぬれど立つ白雲のなどかはるけき
7
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虫武一俊
死まみれの口でごはんを食べている死にたいという死にたくなさよ
10
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粕春大君
霧深き峰の経堂風吹けば顕れわたる里の茅屋
18
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粕春大君
寂寞の杉の木立の涼しきに砧うつなる寺つつきかな
20
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詩月恵
秋風に身を震わせて泣いているひとりぼっちの風鈴といる
10
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詩月恵
澄んだ空見上げてうたうこのうたがあなたのこころに届くといいな
17
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浅草大将
秋来れば忘れ草にも白露の玉の緒かけて結びとめてぞ
17
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浅草大将
唐衣きつつきの夜もくれなゐの秋はきぬたをうつの山里
9
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きりあ
ぐだぐだのこの日常を振り払いここに我有り短歌を詠え
22
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じゆん
教科書をわざと忘れて学校へ向かう子供の悲しい口笛
4
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じゆん
本当は泣きたいくせに笑う癖 爪を噛むよりさびしい癖だ
24
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粕春大君
岩を穿ち生ひ立つ松のこずゑにもおける白露はわが身なるらむ
20
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