平 美盛のお気に入りの歌一覧
山桃
山出づる朝日は海を上り来し東はるかなさねさし相模
15
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悠々
背伸びして雲と呼び合う若竹のわれにもあらめその直ぐごころ
41
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芳立
はやぶさは宇宙いくたびの夏びきの糸川くりていざかへり来よ
14
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紫苑
蒼氓にさざ波ひとつ立てむとて白き珊瑚をグラスに落とす
15
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加祢
海見ゆる異国の地より三拍子の風をまき上げ駆けおりてゆく
23
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光源氏
たまゆらの涙の落つる苔清水この世を憂ふ末の若竹
17
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光源氏
なぐさみの花たちばなの香も失せて涙に暮るる古都のうらやま
16
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詠み人知らず
運命的な偶然と宿命的な必然性 こんなはずじゃなかったは当たり前
5
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光源氏
螢狩る袖とぞ見ゆるかすが野の飛火の野邊の消ゆるまぼろし
17
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さる
梅雨前の蒸し暑き日にカキ氷昔ながらの味懐かしく
10
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光源氏
とこしへに同じ床には住みたれどまた身を濡らす雨のきぬぎぬ
18
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ふきのとう
ファンヒーター片付けぬまま夏になり扇風機同居するマイルーム
9
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ふきのとう
赤々と燃ゆる夕陽水田に丸く映りて共に進まん
13
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まるたまる
とこしえに同じ舟には乗りがたき身を君濡らし岸辺へ泳ぐ
16
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falcon
とふ人の跡も久しく色もなきあはれ白薔薇いつもかはらぬ
15
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浅草大将
夏ごろも来ても見れずば音にのみ聞くもすずしの布引の滝
16
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有為
七分の共同体に喜怒哀と楽も聞こえり準急列車
9
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聴雨
文机を窓べに置きて書に入れば筆なめらかや夏風のごと
29
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薫智
それぞれに絡む理想と現実の狭間にいるがあきらめないよ
13
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千紘
梅雨空の雲切り裂くが如く飛ぶ燕のように私も飛びたい
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