都詩のお気に入りの歌一覧
舞
はるかから天使の羽が降るように音無く積もる君への思い
155
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只野ハル
上書きの日々重ねてもなお消せぬ領域にある君の面影
10
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つゆくさ
恋をして誰かを大事に想えたら今日という日を生きていけます
13
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灼熱
今ならば全部許してあげるって思えるくらい 夜の地下道
10
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灼熱
秋物を引っぱり出せばポケットに今では行かぬ街のレシート
25
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さや
僕と猫どっちとるの ああバカね 言ったらあなた泣いちゃうでしょう
7
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もなca
秋薔薇はひそやかに咲く冷めやらぬ微熱をあわく滲ませながら
18
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へし切
吹き荒れる風に負けじと耐へて立つ老ひ木の意地に我励まされ
21
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紹益
はらはらと 散りし桜の 花筏 浮きつ沈みつ 寒の戻りに
32
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葵の助
夫婦とは分かり合えない二人だと夢物語は消えて女子会
4
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すばる
君の目に映る月へと手を伸ばす 指でなぞればもう僕の物
12
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秋日好
島国であれど水際あいまいに暑き国から熱病の来る
14
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詠み人知らず
引っ張られ指に食い込むレジ袋 かさかさ鳴って 帰路を急かせる
18
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へし切
木犀の夜のしじまに香り立つ音なくこぼる秋を寂しむ
22
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紫草
心底からあの人を許す術もたず指に鋭き大栗の棘
21
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詠み人知らず
雨やみて風吹く夕の路地添ひに定家葛のかをりひとすぢ
16
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夢士
子らが来て賑やかになり家のなか空き部屋すべて孫に荒さる
30
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詠み人知らず
輪郭がおぼろになっていくけれど冷えた左手忘れはしない
3
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まぽりん
君が名をなぞる夜汽車の窓越しに天翔けてゆく星の子の群れ
45
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紫草
やわらかに添うて眠りし猫のいるこの長き夜をただに愛しむ
22
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