詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
たんぽぽすずめ。
天からの詠むひらめきを生かせずに切れの無き詩に黙り込む夜
12
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日向猫
傳はらぬ眞ぞ通ふ血に染まる曼珠沙華こそ哀しき花なれ
22
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たんぽぽすずめ。
指先で倒してしまった青インク拭う真白き乙女の思い
5
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日向猫
見学の子らの瞳は輝けどつれないほどに時は駆け足
15
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みなま
雨ふりのセピアの朝に足音も立てずキャラメル猫の現る
16
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紫苑
あけはなつ窓ゆダツラのかをりきて身の上をよぎる夜はやさしき
7
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たんぽぽすずめ。
大地への旅路に子らを導いて俯くそれは向日葵の笑み
5
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みなま
英国の思い出話する君は幸せそうで夢みるようで
5
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たんぽぽすずめ。
初めてのシャトーブリアンのステーキはくちびるを食う如きやらかさ
9
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もなca
ふんわりとあたたかいものにふれたがる秋めく朝の冷えたつまさき
18
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もなca
愛しさと同じ重さの寂しさを知ってうつむく夏の果てです
24
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たんぽぽすずめ。
求むのと慰めるでは天と地の差が在り人の世こそ悲しや
8
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日向猫
お片づけせぬまま次の玩具持つあたかも幼児のように
20
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もなca
振りかえるたび雑踏をよけながら君は大きく掌をひるがえす
12
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たんぽぽすずめ。
君の声思い出せぬがエリーゼのためには弾けて悲しきギター
18
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日向猫
家路急ぐ人の歩調の速まりて暮れ渡る前の藍染めの空
20
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みなま
ヴィオロンをつま弾く弦の囁きは私を満たす秋より深く
14
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たんぽぽすずめ。
今日もまた一人の我を草刈りの選手と思い庭で汗かく
9
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日向猫
いつか君はそつと姿を消すのでせう願へど遠き現實の距離
19
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たんぽぽすずめ。
CBの音にも負けぬ「どこ行く!と」叫ぶあなたへ「このままずっと!」
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