まぽりんのお気に入りの歌一覧
KEN
さみだれも 日毎に夏の にほふかな ふふむ蕾の 山百合に降り
12
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KEN
散る萵苣を 君の涙に 例へれば 吾は時鳥 落葉松の陰
10
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まゆき
あと何度 は る か ぜ と言葉にするだろう 答案用紙が一斉に舞う
7
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まゆき
完全なものの例として はじめからおわりまでをふくむおにぎり
4
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横井 信
草笛を短く吹けば生い茂る森に涼しくウグイスの声
11
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横井 信
ゆっくりと広がる風を追いかけてかすかに香る野焼きのけむり
11
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横井 信
川に沿う風をかわして蝶は舞い僕の視界をすり抜けてゆく
12
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横井 信
おだやかな風を見ている青鷺のまだ終わらない夏の一日
14
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横井 信
風がやみ雨粒ひとつ半袖の腕に感じて足元みてる
9
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横井 信
道端で灼けつく日差し浴びながら静かに待った一陣の風
12
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芳立
夏至る世のことわりをあざ嗤ひ暴れ繁れる道の青草
4
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芳立
末の世は道ぞ見ゆべき梅雨闇にとりどり明かるあぢさゐの花
4
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うすべに
五月雨のしずくに濡れてうすべにに そまる梅の実摘む人を待つ
10
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うすべに
かき曇り 雨のかおりで植田撫で 生駒の山へ駆けのぼる風
10
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うすべに
長雨に湿ったこころ乾かして 雲の切れ間にほととぎす鳴く
11
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青き銀椀
目は松にあたりをつけて一心に片うで上げて刈る庭師かな
7
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ななかまど
立ちあがる雲は脚あるように発つ樹氷の消えし蔵王の嶺に
4
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滝川昌之
終電で懺悔のごとく吊り革を両手で握り枝垂れる戦士
16
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松本直哉
鳥のかげよぎるつかのま見しひとのおもかげゆゑにながくなげきつ
3
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KEN
たまきはる 萠ゆる命の 木靈聞く さみだれの後 光り散る森
10
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