吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
その腕に引き寄せられて包まれて ため息まじりの囁きを聞く
13
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舞
泣くごとき雨に睦まじ道祖神ひと去る村を濡れつ守りて
10
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falcon
動くのは一機だけだと笑顔みせ飛び立ちしひと終戦を知らず
15
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みやこうまし
夏来れど梅雨の未練か折々に小雨を降らす千切れ夏雲
18
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千映
君は青 吾は春色のハート持つ出逢って作る青春の色
13
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詠み人知らず
幼子が蝉の骸を指さしぬ触れれば忽ち飛び立ちてゆき
21
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Chico
( やはらかにさはつていくね )いまきみは慈しむ風 8月15日
21
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あゆか
ナス切って小指にトゲが刺さったゾ畑が内緒で育てたらしい
13
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ななかまど
涼風に家族と別れしものの声追悼の日の祖父の墓標に
9
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ななかまど
やませ吹き冷たい風が追いかける夏を彷徨う慟哭の蝉
11
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ななかまど
心ゆれ言葉をさがし想いやる君に届ける時間の余白
9
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秋日好
忘られで妬ましものは里親の空回りする「好き惜しみ」かな
15
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滝川昌之
雨が止み不意に鳴きだす蝉たちのカーテンコールに戻れ夏空
23
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石川順一
夏草が茂りに茂る踏切の傍の草原スーパーまでの
16
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藤久崇
鶏の 鳴かぬ都も 夏ばかり 影に目覚めし 蝉ぞ鳴くなる
15
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藤久崇
くろがねに 我が血を染めし 島守の 文に返さで 何や保たむ
24
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詠み人知らず
妖精は皆 憧るるボヘミアン 歌声にただ聞き惚るる子猿
9
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詠み人知らず
瓶の汗 指で拭へば泡粒が 透ける黄金をのぼりて弾く
16
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詠み人知らず
手に負えぬ不埒な夢に濡れる頬 ハート泥棒心返して
12
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林林
送り火の煙を追いて精霊馬背を窪ませて黄泉の国へと
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