吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
夏にじむ 白いティーシャツ浮いている 秋の入り口 戸惑う冷風
6
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詠み人知らず
大荷物抱えて家路につく度に 居場所のあること 噛みしめ喜ぶ
10
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滝川昌之
加速度がついて減りゆく夏休み ジタバタはじめる蝉も子供も
22
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へし切
いたづらに過ぐるひと日は味気なく今日を憂きとや三十一文字に
26
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みろく
好きなもの最後に食べる君の癖 薄荷ばかりのサクマドロップス
22
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舞
戻りゆく面影送り灯す火の消えぬ間に呼ぶゆくひとの名を
11
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舞
遠い日に交わす言の葉いくたりか浮かび消えゆく酒の揺らぎに
11
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詠み人知らず
花の色は うつりゆけるも 経るごとに 深き艶こそ 中ゆ匂はめ
21
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詠み人知らず
戦友と言ふべき 母を失いて 初めて見せし 男の涙
19
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大野 冨士子
水塊に潜む魚群の強かさ投網も針も避けつつ進む
33
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秋日好
赤紫青紫のクレマチス宗旦槿が共に咲く月
14
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Chico
知らせたる蟲のかたちは判らねど 我が膝碎く母の喚ぶ声
23
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Chico
すももももももふともももくだものだものすもももももも ふと ももつくし
22
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紫草
胡坐居の真中のちいさきわたくしのつむりの上に厚い父の手
17
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千映
コメントの出来ぬコメンテーター多すぎる使うテレビの局の貧しさ
13
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滝川昌之
下の名を呼ばれた気がして振り向いて仏間に落ちた鬼灯ひろう
23
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恣翁
眼刳り空けて 見ゆべきものを 適はぬに 雲隠れつる藪薬師かな
14
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石川順一
エビフライ中山明を読んで居る第一歌集の猫の短歌を
16
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あゆか
眠りやすい音楽聞いて三時間うちのコオロギの方が好きっ
13
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詠み人知らず
花の彩 歌で子猿に教へたる 慈悲深き姫の声 聞かまほし
10
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