横井 信のお気に入りの歌一覧
トウジさん
吐く息に今年も終わる伝手もなく真白い画紙と外つ国の息
5
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夕桐
果無立つ街路樹響む寒柝の如く聖夜の鐘ぞ近づく
6
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凌霄花
瑞々し若人の短歌感性に嫉妬にも似た距離感覚ゆ
12
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へし切
冬枯れて 杉木は黙し立ち居りぬ 荒れにし春の跡も知らずに
9
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夕夏
えれべーたしゃふとにおもりつりあげてはつでんりょうのちくでんをする
2
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夕夏
とういつのひょうぶんぱいがされなくてりっこうほさえやめるひょうでん
2
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夕夏
にたようなせんどうざいがほうりつにさだめあるのにせんのうざいは
2
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舞
雪曇り酔いて彷徨う迷い人有るや無きやの月を探して
7
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び わ
新しく図書館見つけ有難く希望の本が勢ぞろいして
4
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茂作
わびしさを少し分け合ふ友もなし 蟲の音ばかり聞こゆ秋の夜
12
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只野ハル
月と星ただ空にあるそれだけだ物語りなど作らないでよ
5
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うすべに
春日山 朝陽をくれる凍てついた白いいらかを黒く濡らして
5
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滝川昌之
年内に済ます仕事を書き終えて年を越せない手帳ねぎらう
14
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ななかまど
みずからの重み頼りに落ちたるか並びて楽し歪な花梨
12
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夕夏
けいじばんこうこくらんにこすこととゆうどうねらうあくいのにおい
1
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凌霄花
古希半ば骨折の痛み堪えながらリズム刻んで老いの坂登る
11
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広葉樹
わたくしの横を後からすり抜けて素早く先に去りゆくなかれ
8
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舞
老いてゆく者にも小さ夢はありこの冬を越え花盛る夢
6
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虹岡思惟造
數千キロ苛烈な渡りしながらも何喰はぬ顏浮かぶ水鳥
6
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茂作
住吉の社に拾ふ石三つ 新たな夢を抱きしめ歸る
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