みやこうましのお気に入りの歌一覧
七色コイン
古来より青は貴重な顔料でその名背負った昔なつかし
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あそびくも
暑気盛るころの歌々さかのぼり今日は暮れ行く夏を惜しまむ
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浅草大将
うみをなす眺め乍らに流るれば立つは霧かははたは浪かは
16
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紫苑
六つの鐘ひるは奈落に潜みしか大地のコロスひた集きけり
10
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みなみぐち
苛立ちを膝で表現する人と同じ電車に乗り合わす昼
4
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鴫沢葦穂
ひぐらしの声ゆふだちのごときかな空に吸われて耳にきこえず
12
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まるえふ
もうここに君の笑顔は帰らないフレームだけは色あせぬまま
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悠々
青空に羽音殘して蝉溶ける・澄子まためぐり來る逢瀬ねがひて・悠
15
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詠み人知らず
やむるときになりてはじめておもいたり教師がどれだけ生き甲斐だったか
8
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紫苑
赤蜻蛉ひとつ飛び来ぬ初秋の画布に気ままな一筆書きを
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白亜
やっと会える。夕日の色は一歩ずつ濃くなっていく、ふたりのために
12
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白亜
わたしたちしか知らない夜を泳ごう。深海ブルーの静かなささやき
9
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光源氏
誰が袖に心を殘す夜の月岩根の松に聞けど答へず
16
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あそびくも
夕焼けに乗って背中を追い越したトンボは君の声「またあそぼ」
16
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恣翁
消えかかる 夕陽の余炎 切り抜きて スカイツリーの 黒々と立つ
18
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卯月
あの頃の気持ちはとうに枯れ果てて君にもらった釦の行方
8
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浅草大将
秋野辺に色とりどりの花咲けば声も千ぐさの虫ぞ鳴くなる
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七色コイン
男がさ抱かれたいなど想うのもあってもいいさそうだろマリア
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みなみぐち
花火にも海にも行かず夏暮れてわたしにスイカの種は眠って
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みなみぐち
思い出のピアス見つけてしゃがみこむこの夕暮れもいつか思い出
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