ころすけのお気に入りの歌一覧
悠々
散るまでは鳥の朝餌か桜花われも啄む薄きトースト
11
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恣翁
先逹の 送られし歌 返されず 思ひもかけぬ ことなりしかば
17
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三沢左右
ちはやふる神さへ動ずるリアリティ轍を刻みたる大友克洋
7
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悠々
狂ひゆくきみの頭のうへに置く青空ひとつあればうれしき
11
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さる
清明の晴れたる春にコート脱ぐ桜の下で体操をする
6
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リンダ
狂いゆくオンナのままで終わりたいたとえ最後は一人になりしも
9
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山桃
春燃えの刈り払い機始動して猛き笹切る恣意のうれしさ
6
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恣翁
仙川を 愛しみつつ 散歩する 老夫婦のごと 老ゐてゆきたし
23
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悠々
狂ひゆくきみの怒聲は夜を裂き闇に舞ひちるさくら幾ひら
13
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詠み人知らず
息こらし近づきて蝶にシャッターをきりて全身に走る快感
12
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螢子
初夏のごと強き陽浴びし我が庭の草花も木も目覚めてゆけり
9
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まるたまる
始まれば終わりが来ると知っててもあなたを好きになってしまった
14
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リンダ
タイミングはずした恋も人生も空回りする風に吹かれて
8
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螢子
満開の城山の桜眺めては城を守りし狐を思ふ
8
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リンダ
さくらさくら人を狂わす花びらを踏みつけた靴二足が並ぶ
14
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浅草大将
ゆめに咲き夢に散りゆく思ひ花うつつに映し我こそは見め
35
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リンダ
水分と細胞からなる人体は哀しみの水どこで沸くのか
6
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リンゴ
タンポポを無邪氣に摘んで幼子は脈を失ひ萎れるを知る
5
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紫苑
ひとけなき御堂の梁に黄の鳥の羽ばたき告れり我がひめごとを
6
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紫苑
醉ひてなほ芯の冷えゐる胸かかへ黷き水面に花みつめをり
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